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[-_-;] (みかん)
性別:
男性
趣味:
プログラミング、XOPS
自己紹介:
中部地方在住です。
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XOPS関連サイト「みかん箱」の運営や、OpenXOPSの開発などを行う[-_-;](みかん)のブログ。近状報告や独り言などを書きます。
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XOPSに出会ってプログラミングを始めた昔話
全然ブログを書いていない感覚があり震えましたが、前回の投稿
からは、実はまだ1ヶ月ぐらいしか経ってないのですね。
本当はもう少し投稿頻度を上げても良い気もするのですが。

前回は『急に暑くなってきました。』とは書いたのに、ここ1-2
週間で、逆に暑さが和らいできているという・・。
季節の変わりが早いなぁ~。最近"時の流れ"も早い気がするorz


最近はOpenXOPSを弄っています。(終)
あぁもう色々面倒くせぇから地球爆発しろ! (某N氏風
近いうちに何か発表できるかもしれません・・。って何回目だこれ。


さて今回は、XOPSとの出会いから、ゴリゴリとプログラムを書く
ような変態になった経緯を紹介します。
意外にも、今まで まとめて紹介していなかった気がするので。

このブログ史上でも、トップクラスの長文です。
自分で書いておいてアレですが、よほど暇&興味のある人しか
読むことは推奨しません(^^;



1、XOPSとの出会い

XOPSとの出会いは、2005年頃でした。
知人がXOPSで遊んでいるのを、横から見ていたのが始まりです。
XOPSに抱いた第一印象は正確には覚えていません。
ただ、当時ガキだった自分からすれば、銃をぶっ放して敵を倒す
ゲームは、非常に刺激的で斬新に見えたのかもしれません。
・・・絶対に親は子供に授けないゲームですよね(^^;
   1回XOPSで遊んでいる所を親に見つかり、強い不快感を
   示されたこともあります。
   まぁうちの家庭環境の問題もあるのですが。
自分でXOPSで遊んでみると、普通に面白いゲームでした。

2006年の春に0.96が登場し、ゲーム側がaddonに対応すると、
早速、公式エディタでaddonを何個も作りました。
一緒にXOPSで遊ぶ知人も何人かおり、知人とそれぞれaddonを
作ってはお互いに見せあって&遊びあっていました。
公式エディタのマニュアルを読みながら、知人とaddonの作り方
やアイディアについてノートに書いて議論していた覚えがあります。
オフライン版に限らず、オンラインでも知人と遊んでいました。


▲当時作ったaddonのひとつ。マップDUELを弄って作った。
 メッセージには知人の本名が入っている。(クリックで拡大)

なお、当時一緒に遊んでいた知人たちは、決してXOPSがきっかけ
で知り合ったわけではなく、仲のいいメンバー間でXOPSがプチ
ブームになっただけでした。
その後、彼らは他に面白いゲームを見つけたと言って、1-2年程度
でXOPSを辞めていきました。(普通の人ですね。)

この頃は、XOPSは自分の中でもまだ「普通に面白いゲーム」程度
であり、他のゲームと同じ価値観の軸でした。
私も、知人の彼らと一緒にXOPSをやめて、ほかのゲームに移っても
なんら不思議ではありませんでした。
おそらく、XOPSを知っている9割以上の人たちと同レベルで、
あくまで‘イチゲーム’としての価値観止まりです。



2、XOPSが活動の中心に

様々なaddonを作る中で、せっかく作ったのだから リアル知人に
遊んでもらうだけでなく、ネット上で不特定多数に公開しようと
考えました。
とは言っても、不特定多数へ作品を公開する手段は限られます。
自分の場合はホームページ作りに多少の興味があったことから、
Webサイトを自分で作って公開することにしました。
HTMLなどを独学で勉強し、2006年8月に「みかん箱」を立ち上げ、
addonの公開を始めました。
(厳密には、addon公開の前に自己紹介(プロフィール)のみを
 載せた前身ページがあったのだが、詳細は割愛。)

当時、ホームページ作りの左右どころか、画像の拡張子
(ファイルフォーマット)すら正しく理解できていなかったので、
ホームページの画像に平然と.bmpを使い、公開後にXOPS界隈の中
でも有名だった某氏に直々に注意されたのは良い思い出です。


▲初期のころのWebサイト(クリックで拡大)

・・・ご想像の通り、そんなネットに対して無知で無防備な
   ガキがネットに出て、無事で済む訳がありません。
   色々な人と色々なことが起き、色々な思いもしましたが、
   それは別のお話。

サイト公開からおよそ半年後の2007年1月、「みかん箱」の1日
来場者数が228人を最高記録を出しました。
今覚えば、決してサイト自体やコンテンツが魅力的だったのでは
なく、それだけXOPSのプレイ人口(母数)が多かったのだと思い
ます。
・・・もう二度と、あの頃の勢いは来ないでしょうね。

「XOPSのaddonを公開するために、HTMLなどを勉強した。」という
構図ですが、見方を変えればXOPSのaddonを作って公開しようと
思わなければ、HTMLなどは真面目に勉強しなかったでしょう。
サイト拡充の次のステップとして、CSSやJavaScriptにも挑戦
し、新しい技術を習得する喜びみたいなものも覚えました。

この頃から、XOPSでの活動を中心に、関連技術を習得していく
スタイルが確立されたように思います。
それと同時に、XOPSは「単なるゲーム」の価値観から外れ、自分
の中で必要不可欠なモノへなっていきます。



3、プログラミングの本格化

サイト「みかん箱」を公開し運営していく中で、当初のメイン
コンテンツだったaddon公開では物足りなさを感じたため、
新たなコンテンツ作りに奮闘します。
アップローダーを設置したり、クランページの代理設置・管理を
行ったり、24時間サーバーを立てたり、手当たり次第に様々な
ことをやっていく中、
コンテンツの一つとして、自作ソフトウェアの開発・公開をする
ことにしました。

なぜ自作ソフトウェアの開発・公開に踏み込んだかと言えば、
もともとXOPSのaddon作りにハマる前ぐらいから、「なでしこ
に触れており、自身の中でプログラミングに対するハードルが
低かったことと、
当時XOPS関連ソフトウェアを次々と生み出していたka-navi氏が
かっこよかったからです(笑
 ※なでしこ は、ゼロベースからコードを書けるようなレベル
  ではなく、サンプルコードをコピペし弄って遊ぶ程度でした。
プログラミング言語は、ka-navi氏が使っていた「HSP」を使う
ことにしました。
本格的なプログラミングの始まりです。

・・・XOPS界隈におけるHSP使いというと、ぱっと思いつくのは
   HAMP氏や774氏もいますね。

すなわち、初めて触ったプログラミング言語は厳密には なでしこ
ですが、本格的に勉強を始めたのはHSPなので、実質的にHSPから
プログラミングに入った人間です。

2007年8月に初版公開したMIFエディタは、プログラミングを本格的
に勉強してできた処女作で、初めて不特定多数へ公開した
ソフトウェアでした。
自分で使いやすいソフトウェアを考えたり、他の人から要望や
アドバイスをもらったり、自分では気が付かなかったバグを
見つけて頂いたりと、色々な経験をしました。


▲MIFエディタ(画像は最新版、クリックで拡大)

その後は、皆さんもご存じの通り、2009年3月に3Dグラフィック
を勉強しながら作ったXPE+を公開し、
2013年9月には初めてC言語で開発したXopsAddonCreator、
2014年7月にはC++&オープンソース構想によるOpenXOPSを
リリースしました。
(これらも、それぞれ深い物語があるのですが、今回は割愛。)

あまり積極的に公にしていませんが、XOPSの絡みでプログラミング
を勉強したことがきっかけで、学業もその道に進むことにしました。
進学後も、(少なくとも周りよりかは)プログラミングの経験値が
多少あったことが活き、学内外の随所で高い評価を頂くことも多々
ありました。
 ....嬉しい限りです。ありがとうございました。

また、XOPSでの活動を中心に身に着けたプログラミング能力を活か
して、他所でプログラミング作品を作って出したりと、ちゃんと
他所にフィードバックできていました。(過去形)



4、自分にとってXOPSとは何か?

他所でも言っていますが、自分の人生においてXOPSの占める割合は
計り知れません。

私も、ハマり込んで猛烈に遊んだゲームは、フリーゲーム・市販
ゲーム問わずともいくつもあります。
非常に面白いゲームで、当時は時間を忘れて友達・家族・一人で
楽しい時間を過ごせました。
もちろんXOPSでも楽しく遊んだ思い出はあります。

世間一般では、XOPSはひとつのフリーFPSゲームに過ぎませんが、
自分の中では「いちフリーゲーム」の解釈では収まらないレベル
になっています。
自身で楽しく遊んだゲームの中でも、XOPSは明らかにイチゲーム
の範疇ではありません。
もっと極端に表現すれば、自分の中でXOPSでは単なるゲームでは
ありません。

「あなたにとってXOPSとは何か?」と真面目に正面から問われる
と難しいですが、
XOPSは技術的な研究・開発/習得・演習の拠点になっているのは
間違いないと思います。
XOPSでの関連活動で得られた技術・ノウハウを、現実/リアル
世界にフィードバックし最大限に活用してきたのは事実です。
軍隊が演習場で軍事演習をしたり、学生がチームでNHKロボコン
に出たり、自動車メーカーがサーキットでレーシングカーを
走らせたりしていますが、
そこで得られたものを他所(本業)や未来へフィードバックする
点においては、似ているのかもしれません。

ただ直近の数年は、XOPSでの活動が(他所で活かしにくい)専門的
な深い内容になりつつあり、他所では活かしにくくなっているのも
事実です。
 例えるならば、自動車レースのF1での技術は、特殊で高度すぎて、
 一般的な市販車には活かしにくい・・・みたいな話でしょうか。
見方を変えると、XOPSでの活動で得られる技術と、他所(主に現実
世界)で求められているもの との乖離が出始めており、その辺も
今後の課題だと感じています。



ふと、XOPSに出会っていなかった場合の世界線を考えることが
ありますが、おそらく、ここまでプログラミングをゴリゴリ書く人間
にはなっていなかったと思います。
学ぶ動機も、試す場所も、活かす機会もないですからね。。。
進学先すら変わり、出会う人々も大きく変わっていたはずです。

家から出ず何もしない落ちこぼれニートになっていたのか、または
それはそれで(そっちの方が)他の人のようなマシな人生を送って
いたのか、それともXOPSみたいな別のコンテンツを見つけていた
のか、全く想像できないですが、
確実に今とは全く違う人生になっていたと思います。

自分の場合は「XOPSで人生が変わりました」と言っても、過言
でないのかもしれません・・・。


以上です。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました。
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