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XOPS関連サイト「みかん箱」の運営や、OpenXOPSの開発などを行う[-_-;](みかん)のブログ。近状報告や独り言などを書きます。
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東京ゲームショウ2014 へ行く
恒例行事になりつつある東京ゲームショウ(TGS)の見学行事ですが、今年
も行くことができました。

過去の記事
 ・東京ゲームショウ2013 に行く
 ・東京ゲームショウ2012 に行ってきました



左・入口正面 右・中央エントランス付近
(クリックで拡大)

今月の20・21日に開催されましたが、一日だけ友人たちと行ってきました。
開演から1時間ほど後に行ったため、体感的に入場はスムーズでした。もう
ちょっと早く行っても良かったかも。
これも毎年恒例ですが、大手ゲームメーカーのブースは通るだけで、殆ど
「ゲームスクールコーナー」で過ごしました。
案の定、時間の関係で何校か観れませんでしたが、大きい所は一通り観た
感じです。

自分と同じ学生という身分で、年齢も自分と殆ど変わらないような人が作
ったゲームに触れながら、開発者本人から話を聞けるなんて、このイベント
ぐらいしか体験できません。
はっきり言えば、初めて行った年(2012年)と比べてインパクトは少なか
ったですが、逆に年毎の傾向の変化を観ることができました。


今年は会場の配置が変わり、大手ブースに挟まれた場所に位置していました。
例年と違い通路に人があふれ、各学校のブース自体にも(去年より)人が入
っていたような気がします。
各学校のブースサイズは、学校側の力の入れ方(最後はお金)によって変
わるわけですが、展示されている作品自体のクオリティも学校毎に差がある
ようです。開発期間は数ヵ月の学校・作品が殆どですが、 担当学年・開発
人数・趣味か授業か・ゲームショウへの展示が最終目標かどうか という点
で分かれているようです。後は、とりあえず一般的で定石なゲームを作って
展示してる学校と、ひと工夫重ねた挑戦的な学校。どこにせよ、やはりゲー
ム自体の完成度で勝負してくる傾向があります。

プラットフォームは依然として、WindowsPCが多いですが、タブレットや
スマートフォンによる展示も、例年より増えており、決して珍しくなくなっ
ています。
2Dゲームと3Dゲームの割合は半々程度ですが、ゲーム以外の展示(CG映像
や絵など)を展示している学校もありました。
ごく一部(1校だけ?)を除いた殆どの学校は、開発環境などを表向きには
公表・記載していないため、開発者の学生に声を掛けて聞いてみました。
やはり圧倒的にC言語(C++)が多い印象です。
2012年に良く見られたXNAは、ほぼ全滅(全体で2・3作品ほど)していま
した。一方でUnityの勢力が急拡大しており、3Dゲームは何かと「Unityです」
と答える学生も多かった気がします。
一方で、「Unityは教材には向かない」(教員)と否定される学校もあり、
DXライブラリやDirectX 9.0のAPIを直接叩いて作る作品も依然大部分を占
めている印象です。
WindowsPCのプラットフォームに限れば、DXライブラリ・Unity・DirectX
9.0 APIの3種類以外は(ゼロではないものの)殆どありませんでした。
(「DXライブラリ」は学校独自の派生ライブラリも含む)

加えて今回注目したのは、ゲームの画面デザイン(UI)の部分です。
デバック時のように「体力」「撃墜数」「スコア」といった文字を、システム
フォントで描画したりせず、ゲームの世界観や可視性を考慮して、色合いや
表示サイズを決定し配置・表示するUIであるか気を付けました。
プログラマ(技術的にプログラムが作れるだけの人)だけでゲームを作って
いる場合、前者のようになる傾向がありました。言ってしまえば、専門書の
サンプルと言うか、いかにも素人が作った雰囲気のあるゲームです。
一方で、しっかりゲームのデザインとしてUIを勉強している学生と協力して
作っているゲームは、後者のようにUIまで作り込まれている傾向がありました。
画面のUIが作り込まれているだけで、第一印象が市販の(企業が作った)
ゲームに見えます。UIって大切ですね。


作品のクオリティには差がありましたが、ゲーム制作を専門に学んでいる人
たちが作るゲームは、自分の作っている物と比べて、何か『違うもの』を
感じます。こういう学生が、将来のゲーム業界を引っ張っていくのでしょう。
楽しみです。
例年見ているので新鮮味(インパクト)には欠けていますが、例年を思い出
しながら違いを見つけていくと面白かったです。
ゲーム業界全体についても、色々思うことがあったりなかったり。

諸般の都合で来年こそ行けるか本当に分かりませんが、また機会をつくって
行けると良いなぁ。


会場の様子。 ※ゲームスクールコーナーではない
(クリックで拡大)
category : 私生活とか comment [0]
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