Visual Studio 2019を試す | 2022.02.28 02:26 |
ここ数日、リアルでもネットでも色々なことが同時多発的に報道されていて、
何がなんだか追いつきませんが、とりあえず元気にやっております。
(色々考えた事・感じた事もありますが、話が逸れるので別の機会にします。)
記事のタイトルの通りですが、Visual Studio 2019を試してみました。
前回の記事でDirectXの新バージョンを試したいと話したことに関連し、
新しいVisual Studioをやってみようかと思った次第です。
Visual Studio 2022も目に入りましたが、開発環境としてWindows7が対応して
いるのか曖昧だったのと、新し過ぎて不安だったので避けました。
まさか、どう動くかもよく分からないものをメインPCにぶっつけ本番で入れる
わけにはいかないので、
昨年10月にWindows11を試したノートPCを引っ張り出して、Visual Studio 2019
を入れました。
ツール自体の最初の印象としては、現在使っている 2010 とそう変わらないかなと
感じました。
プロジェクトの作成に少々癖がありハマりましたが、慣れればなんてことないです
し、言うほど悪くないです。
・・・ネガティブに捉えると、10年間でツールのUIには進歩がない?
ただ、コンパイルして実行すると、リアルタイムでCPUやメモリーの使用率が表示
されることに感動しました。 これは凄い、超便利だ。
3Dをゴリゴリやる人間からすれば、GPUの使用率も出せると良いんですけどね。
どっかで表示できる設定があるのだろうか?
OpenXOPSはDirectX 9を使っているため、相変わらずDirectX SDKが必須のよう
です。(DirectX 10以降であればSDK不要で動く?)
早速SDKを別途入れてOpenXOPS(純正ver)のコンパイルを試しましたが、
そのままだとエラーが数百個レベルで出現して全然ダメでした。
一番影響が大きい所として、コンパイル時に2010と比べて「char*」と「const char*」
の区別が厳格になったことです。
今まで何の意識もなくchar*型の変数に "" で囲った文字列の定数を入れまくって
いましたが、2019ではエラーになってダメみたいです。
文字列に対して片っ端から「(char*)」を付けてキャストすることも試みましたが、
文字列の定数が入るところは全部「const char*」にすればよいことに気が付き、
OpenXOPSソースコード内のそこら中の変数を型を書き換えていました。
控え目に言って苦痛でした(^^;
ほか色々な所に手を入れて、一先ずVisual Studio 2019で最低限のコンパイルは
通るようになりました。
作業量が多く大変でしたが、意外にも結構 達成感を感じられます。
OpenXOPS純正版にもRev:291としてコミットしたので、これで一仕事 完了です。
事の発端は「DirectXの新バージョンを試す」であり、当初の目的は達成できそう
ですが、
まだ使い込んでいないものの、思った以上にVisual Studio 2019も悪くなさそう
なので、メイン使いの環境を2010⇒2019に移行しても良いかなと思い始めています。
(さらに前の2008から)現Visual Studio 2010の環境に移行してきたのは2017年
でしたが(※当時の記事)、
2010は登場から10年以上経っていますし、古すぎて開発環境の新規導入にも
自他ともに確実にハードルになっているので。
ただ、そうするとXopsAddonCreatorも2019に移行しなければならず、上記の
「char*」問題が出てきてソースコードの修正量が とんでもないことになるので、
そう簡単には判断できずにいます。
「こっちのプログラムは2010 こっちのプロジェクトは2019」とか、途中で面倒
くさくてやっていられなくなるので、できれば使用環境は一気に移行して完全
統一したいです。他のプログラムも色々ありますし。
『でも移行するなら今だよなぁー』とも思っています。困ったなぁ・・・。
何がなんだか追いつきませんが、とりあえず元気にやっております。
(色々考えた事・感じた事もありますが、話が逸れるので別の機会にします。)
記事のタイトルの通りですが、Visual Studio 2019を試してみました。
前回の記事でDirectXの新バージョンを試したいと話したことに関連し、
新しいVisual Studioをやってみようかと思った次第です。
Visual Studio 2022も目に入りましたが、開発環境としてWindows7が対応して
いるのか曖昧だったのと、新し過ぎて不安だったので避けました。
まさか、どう動くかもよく分からないものをメインPCにぶっつけ本番で入れる
わけにはいかないので、
昨年10月にWindows11を試したノートPCを引っ張り出して、Visual Studio 2019
を入れました。
ツール自体の最初の印象としては、現在使っている 2010 とそう変わらないかなと
感じました。
プロジェクトの作成に少々癖がありハマりましたが、慣れればなんてことないです
し、言うほど悪くないです。
・・・ネガティブに捉えると、10年間でツールのUIには進歩がない?
ただ、コンパイルして実行すると、リアルタイムでCPUやメモリーの使用率が表示
されることに感動しました。 これは凄い、超便利だ。
3Dをゴリゴリやる人間からすれば、GPUの使用率も出せると良いんですけどね。
どっかで表示できる設定があるのだろうか?
OpenXOPSはDirectX 9を使っているため、相変わらずDirectX SDKが必須のよう
です。(DirectX 10以降であればSDK不要で動く?)
早速SDKを別途入れてOpenXOPS(純正ver)のコンパイルを試しましたが、
そのままだとエラーが数百個レベルで出現して全然ダメでした。
一番影響が大きい所として、コンパイル時に2010と比べて「char*」と「const char*」
の区別が厳格になったことです。
今まで何の意識もなくchar*型の変数に "" で囲った文字列の定数を入れまくって
いましたが、2019ではエラーになってダメみたいです。
文字列に対して片っ端から「(char*)」を付けてキャストすることも試みましたが、
文字列の定数が入るところは全部「const char*」にすればよいことに気が付き、
OpenXOPSソースコード内のそこら中の変数を型を書き換えていました。
控え目に言って苦痛でした(^^;
ほか色々な所に手を入れて、一先ずVisual Studio 2019で最低限のコンパイルは
通るようになりました。
作業量が多く大変でしたが、意外にも結構 達成感を感じられます。
OpenXOPS純正版にもRev:291としてコミットしたので、これで一仕事 完了です。
事の発端は「DirectXの新バージョンを試す」であり、当初の目的は達成できそう
ですが、
まだ使い込んでいないものの、思った以上にVisual Studio 2019も悪くなさそう
なので、メイン使いの環境を2010⇒2019に移行しても良いかなと思い始めています。
(さらに前の2008から)現Visual Studio 2010の環境に移行してきたのは2017年
でしたが(※当時の記事)、
2010は登場から10年以上経っていますし、古すぎて開発環境の新規導入にも
自他ともに確実にハードルになっているので。
ただ、そうするとXopsAddonCreatorも2019に移行しなければならず、上記の
「char*」問題が出てきてソースコードの修正量が とんでもないことになるので、
そう簡単には判断できずにいます。
「こっちのプログラムは2010 こっちのプロジェクトは2019」とか、途中で面倒
くさくてやっていられなくなるので、できれば使用環境は一気に移行して完全
統一したいです。他のプログラムも色々ありますし。
『でも移行するなら今だよなぁー』とも思っています。困ったなぁ・・・。
category : ソフト・ツール開発 | comment [0] |