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[-_-;] (みかん)
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XOPS関連サイト「みかん箱」の運営や、OpenXOPSの開発などを行う[-_-;](みかん)のブログ。近状報告や独り言などを書きます。
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OpenXOPSに救いは無いのか
我ながら思うのですが、今月凄い回数のブログ更新してますよね。
今回で今月 7回目の更新です。
興味本位でちょっと調べてみたのですが、どうやら この10年間以上、1ヶ月間に
ブログを7回以上更新したことはなかったようです。
(2010年3月に非公開記事含め8本投稿した以降、月7回以上の投稿なし。)
どうしちゃったんだろ・・・俺... なんか不安だ。


ネットを散策していたら、以下の記事を見つけました。

 ゲームエンジンを自作しながら思ったこと
 https://qiita.com/lriki/items/3385457986934d3ec694

主に ってより主題としては、開発設計技法についてアレコレ書いてある、
ある種のオタク向けの超マニアックな記事ですが、個人的には最初の『序論』
の節の話が興味深く共感しました。

~【以下部分的に引用・一部意訳】~
Unity、Unreal Engine、DXライブラリといったベースのゲームエンジンの部分。
この領域に挑むのは救いが無いです。ライバルが名実ともにめっちゃつよい。

もし救いがあるとすれば、それはゲームエンジン自体ではなく、そのような
ベースシステムを構築できる技術力。それを持っているあなた自身の存在、
って思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~

前者については、もう まさにそれです・・。

OpenXOPSやりながら外を向くと、気を失いそうになる痛さで痛感します。
OpenXOPS自体は、決してゲームエンジンではないのですが、OpenXOPSを
ベースに何かゲーム・コンテンツを作ろうとすると、必ず他のゲームエンジンを
使う選択肢と競合します。

大手企業は別ですが、営利・非営利問わず個人やベンチャーが作るゲーム作品は、
何かしら有名どころなゲームエンジンを使うのが当たり前であり定石です。
本屋の専門書コーナーに行けば、ゲームエンジン 特にUnityの本が両手で抱え
きれないほど並べられている状況で、
あのnine-two氏ですら、新作のスマホ向けゲームにUnityを使っているようですし。

考えることもなく当たり前の話で、ユーザー(プレイヤー)からすれば、ゲーム
の開発環境や開発手法は全く関係なく、広義に面白い・楽しいコンテンツである
かどうかが全てです。
手軽に高品質なゲームが生み出せるゲームエンジンを使うのは、ゲーム開発者
としては理にかなっていますし、むしろゲームエンジンを使わない手は(普通は)
ないです。
極端な例を出せば、このご時世にアセンブラコードでゲームを作る人がいないのと
同じ話ですね。(そりゃ世界を探せばいるでしょうけども。)

FPSゲーム、特に(主に)XOPSをベースとした派生作品を作る場合、OpenXOPS
が選択肢に入るにせよ、そもそも今のXOPS界隈は
『令和になってXOPSをやっているアクティブなプレイヤーが何人いるのか?』
と問わなければならないほど人がいない状況です。
(過疎を理由にし始めると、XOPS界隈で何も活動できなくなりますが。)
そんな状況で、これ以上OpenXOPSを開発し続ける必要があるのか、OpenXOPS
に救いはあるのか・・・。。

夢物語を言えば、もしOpenXOPSプロジェクトが現状のステップになるのに、10年
ぐらい早かったら(今が2010年頃だったら)かなり世界は変わったと思います。
10年まで行かなくても、5年早いだけでも良かったかもしれません。
しかし、当時の私自身にそんな技術力があるわけもなく、残念ながら今は2021年、
なんなら そろそろ2022年になろうとしているのです。

・・・やはり、OpenXOPSに救いは無いのだろうか。


前述の後者の文章の通り、OpenXOPS自体に重要な価値があるのではなく、
ゼロベースからOpenXOPSを作り上げることができた技術力に意味があるのかも
しれません。

ゲームそのものは本家XOPSの丸々完全なパクリですが、
ゲームエンジンが名実ともに強い現代において、DirectXやOpenGLを直に叩いて、
一通りゲームとして仕上げ、しかもオープンソースで公開しているのは、数える
ぐらいしか存在しない認識ではいます。
しかも一歩引いてみれば、ゲーム本体に限らずXopsAddonCreatorという名の
ゲームエディタまで自前で開発しているわけです。

OpenXOPS自体の価値ではなく、OpenXOPS(やエディタ)を作り上げた
ノウハウや実績に価値を見出していった方が良いかもしれません。
現状目に見える価値は感じておらず、正直リアルの方は全く生かせないのですが。

前述の記事にて
『それでも作っちゃうのは(略)、根源的にはやっぱりそれが自分の本当に
 やりたいこと、楽しみたいことなのだと思う。』
と書かれている通りで、どこまで行っても自分はゲームというエンドユーザーが
楽しめる最終コンテンツを作るクリエイター・エンターテイナーではなく、
地道な物(ゲームエンジンに近いもの)をコツコツ積み上げるエンジニア気質な
人間なんだと思いました。 俺も一緒に沈むぜっ!!
モチベーションや先々の自分を考慮して対外的な評価を考えると、それで良いのか
分かりませんけども。


以上、独り言回でした。
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