PSoCをWindows10で使いたかった | 2021.09.02 01:34 |
他所(XOPSとは無縁)で、ちょっとしたマイコン制御の基板を至急作る
必要があり、例のごとくPSoC1を使いました。
※相変わらずサイトが重い...
ちょうど2年前にも別件でマイコンを使う用事があり、その時もPSoC 1を
使いましたが、今回も めでたく採用です。(当時の記事)
前回どんなPC環境で開発したのか記憶になかったがゆえ、なんの疑いもなく
Windows10が入ったメインPCを使おうとしたのですが、同マイコンの開発
環境である「PSoC Designer 5.4 SP1」がWindows10で動作しませんでした。
開発環境を動かすためには、インストール時に同時にAdobe SVG Viewerを
入れる必要があり、通常は自動的に入るはずなのですが、
どうもWindows10では同ソフトウェアが正しくインストールできず、開発
環境がまともに動きません。
Cypress(現:Infineon)の公式案内ではAdobe SVG Viewerを手動でインストール
するよう求められています。
・PSoC Designer 5.4 SP1とWindows10との互換性 - KBA228632
ところが、Adobeのページに行ってもサーバーエラーで入手できません。
・SVG Tools Download Area
非公式ですが
『PSoC Designer 5.4のAdobe SVG ViewerがWindows10非対応になった』
との情報がありました。
どうも最近のWindows10では開発環境が動かないようです。
(古いVerであれば動くらしい・・)
・PSoCの部屋へようこそ
一瞬「あっ、終わったわ.... (;;」と思ったのですが、オドオドしている
時間もなかったので、ひとまず取り急ぎWindows7が入ったサブノートPCを
引っ張り出して使うことで、事なきを得ました。
(てかWin7のサブノートPCには開発環境が入れっぱなしだった。)
やっぱり使い慣れたマイコンはイイナー。実家のような安心感(^^
とは言っても、そろそろPSoC 1からは乗り換えないといけない気がして
きています。
既に、初代PSoC 1の後継に当たる、PSoC 6 / PSoC 5LP / PSoC 4、そして
PSoC 3が登場しており、CypressとしてはPSoC 1は終息させる方向です。
デバイスが次々生産終了になり、ここ数年で一気に入手性が悪くなりました
が、おまけに今回Windows10で開発環境がまともに動かないことが発覚
しました。
確かにPSoC 1自体は、非常に優れたマイコンで気に入っていますし、
完全にプライベートで「ちょっとマイコンを触ってみよう」ならば、まだ
使用する理屈がある(弁解・解釈のしようがある)のですが、
ある程度 他所で明確な使用予定・用途があり、のんきなスケジュールでは
動いてられないような場合、
『デバイスも満足に手に入らない、開発環境がWindows10で動作しない』
みたいなマイコンが活動の足かせになるようでは困ります。
PSoC 3やPSoC 5は所有しており使用経験もありますが、PSoC 1以上に
開発環境が魅力的で使いやすいものの、チップ単体の入手性が低く、
なんせ標準でDIPパッケージがないので、2.54ミリピッチのユニバーサル
基板でちょっと何かを作るときには、シンプルに作ることができず、
かなり面倒くさいです。
mbedやRaspberry Piではちょっとオーバースペックな場合もあり、
Arduinoは基板サイズが大きく2.54ミリの普通の基板がそのまま刺さらな
かったり(そうでもない派生基板もあるが)するので、
次乗り換えるなら、
・DIPパッケージがある
・チップの入手性が良く特別高価でない
・極端に超マイナーチップではない
という条件のもと、PIC か AVR かなと思っています。(要調査)
「使用するマイコンを乗り換える」って、言うほど簡単ではありません。
「とりあえず触ってみる」であれば、適当にチップなり評価基板なりと
参考書を買ってくればOKですが、
「(PSoC並に)急な要求にも即座に応えられるレベルで使いこなす」
となると、数日・数回触るレベルではダメで、一通りの使い方はマスター
してチップの限界を把握しておかなければならず、おそらく数週間~
数ヶ月レベルで掛かります。
FPGAの件とか OpenXOPSの件とか 色々控えているので、使用マイコン
乗り換え調査&プロジェクトは、ちょっと先になりそうです。
でも、また何か案件が湧いたときに、PSoCが... とか言ってると遅いんだ
よなぁ。
必要があり、例のごとくPSoC1を使いました。
※相変わらずサイトが重い...
ちょうど2年前にも別件でマイコンを使う用事があり、その時もPSoC 1を
使いましたが、今回も めでたく採用です。(当時の記事)
前回どんなPC環境で開発したのか記憶になかったがゆえ、なんの疑いもなく
Windows10が入ったメインPCを使おうとしたのですが、同マイコンの開発
環境である「PSoC Designer 5.4 SP1」がWindows10で動作しませんでした。
開発環境を動かすためには、インストール時に同時にAdobe SVG Viewerを
入れる必要があり、通常は自動的に入るはずなのですが、
どうもWindows10では同ソフトウェアが正しくインストールできず、開発
環境がまともに動きません。
Cypress(現:Infineon)の公式案内ではAdobe SVG Viewerを手動でインストール
するよう求められています。
・PSoC Designer 5.4 SP1とWindows10との互換性 - KBA228632
ところが、Adobeのページに行ってもサーバーエラーで入手できません。
・SVG Tools Download Area
非公式ですが
『PSoC Designer 5.4のAdobe SVG ViewerがWindows10非対応になった』
との情報がありました。
どうも最近のWindows10では開発環境が動かないようです。
(古いVerであれば動くらしい・・)
・PSoCの部屋へようこそ
一瞬「あっ、終わったわ.... (;;」と思ったのですが、オドオドしている
時間もなかったので、ひとまず取り急ぎWindows7が入ったサブノートPCを
引っ張り出して使うことで、事なきを得ました。
(てかWin7のサブノートPCには開発環境が入れっぱなしだった。)
やっぱり使い慣れたマイコンはイイナー。実家のような安心感(^^
とは言っても、そろそろPSoC 1からは乗り換えないといけない気がして
きています。
既に、初代PSoC 1の後継に当たる、PSoC 6 / PSoC 5LP / PSoC 4、そして
PSoC 3が登場しており、CypressとしてはPSoC 1は終息させる方向です。
デバイスが次々生産終了になり、ここ数年で一気に入手性が悪くなりました
が、おまけに今回Windows10で開発環境がまともに動かないことが発覚
しました。
確かにPSoC 1自体は、非常に優れたマイコンで気に入っていますし、
完全にプライベートで「ちょっとマイコンを触ってみよう」ならば、まだ
使用する理屈がある(弁解・解釈のしようがある)のですが、
ある程度 他所で明確な使用予定・用途があり、のんきなスケジュールでは
動いてられないような場合、
『デバイスも満足に手に入らない、開発環境がWindows10で動作しない』
みたいなマイコンが活動の足かせになるようでは困ります。
PSoC 3やPSoC 5は所有しており使用経験もありますが、PSoC 1以上に
開発環境が魅力的で使いやすいものの、チップ単体の入手性が低く、
なんせ標準でDIPパッケージがないので、2.54ミリピッチのユニバーサル
基板でちょっと何かを作るときには、シンプルに作ることができず、
かなり面倒くさいです。
mbedやRaspberry Piではちょっとオーバースペックな場合もあり、
Arduinoは基板サイズが大きく2.54ミリの普通の基板がそのまま刺さらな
かったり(そうでもない派生基板もあるが)するので、
次乗り換えるなら、
・DIPパッケージがある
・チップの入手性が良く特別高価でない
・極端に超マイナーチップではない
という条件のもと、PIC か AVR かなと思っています。(要調査)
「使用するマイコンを乗り換える」って、言うほど簡単ではありません。
「とりあえず触ってみる」であれば、適当にチップなり評価基板なりと
参考書を買ってくればOKですが、
「(PSoC並に)急な要求にも即座に応えられるレベルで使いこなす」
となると、数日・数回触るレベルではダメで、一通りの使い方はマスター
してチップの限界を把握しておかなければならず、おそらく数週間~
数ヶ月レベルで掛かります。
FPGAの件とか OpenXOPSの件とか 色々控えているので、使用マイコン
乗り換え調査&プロジェクトは、ちょっと先になりそうです。
でも、また何か案件が湧いたときに、PSoCが... とか言ってると遅いんだ
よなぁ。
category : 電子工作 | comment [0] |