OpenXOPS 1.055公開、ほか今後とか | 2020.06.17 01:11 |
6月13日に、OpenXOPSの公式バイナリバージョンである 1.055 をリリース
しました。
前回のバージョン 1.045 を出したのが2018年5月だったので、丸2年ぐらい
空いてしまいました。
1.045の次ということで1.050も考えたのですが、2019年末~2020年初めに
掛けて細かいアップデートがたくさん入ったことから、今回のバージョンは
1.055 になりました。
今回は、主に 1.055 について触れます。
あと後半には、OpenXOPSを今後どうしていくかとか・・。
しました。
前回のバージョン 1.045 を出したのが2018年5月だったので、丸2年ぐらい
空いてしまいました。
1.045の次ということで1.050も考えたのですが、2019年末~2020年初めに
掛けて細かいアップデートがたくさん入ったことから、今回のバージョンは
1.055 になりました。
今回は、主に 1.055 について触れます。
あと後半には、OpenXOPSを今後どうしていくかとか・・。
付属のドキュメントにも書きましたが、1.055 の開発履歴は以下の通りです。
・メニュー画面にオプションメニューを用意し、ゲーム設定(Config)
機能とライセンス情報を表示する機能を追加。
・コンソール機能にコマンドを追加(resinfo・ailevel・fog・player)、
一部コマンドの仕様変更
・裏技での武器変更時など、武器:NONEになっても装弾数:0に
ならないよう仕様改善。
・addon向けにOpenXOPSでの実行を判定するイベント([29][0][x][x])
を追加。
・その他、数々の仕様改善やバグ修正
おそらく最大の目玉は、メニュー画面に追加されたオプションメニュー
ですが、
2月4日の記事でほぼ全貌が明かされているので、殆ど書くことがあり
ません。残念!
分かりやすい変更点としては、裏技での武器変更時など、武器:NONEに
なっても装弾数:0にならないよう仕様を改善したことでしょうか。
文章だけ読むと何言ってるのか分からないと思いますが、要するに武器変更
の裏技で弾が装弾された状態で武器をNONEにしても、弾が消えてなくなら
ないようになりました。
本家XOPSでは当たり前の仕様でしたが、今回OpenXOPSでも初めて再現
した仕様です。
他所で公言しましたが、実は開発担当としては付けたくなかった機能です。
武器をカップ、弾を中身と例えると、
カップ:マグカップ、中身:お湯200ml →理解できる
カップ:なし、中身:お茶500ml →?? まったく理解できない
という話であり、プログラム的に武器NONEに弾が入っているというのは
理解し難い状況です。
不自然極まりない状況なのでOpenXOPSでは実装したくなかったのですが、
やはり本家XOPSとの差異ではあったので、今回強引に実装しました。
まぁこの中で圧倒的なボリュームを占めているのは、言うまでもなく
「その他、数々の仕様改善やバグ修正」なんですけどね(^^;
発砲時の誤差計算を修正したり、足のモーション再生のバグ直したり、
リロード時のバグ直したり、サウンド再生のバグ直したり、メイン
ゲーム画面に表示される一部HUDの表示改良したり、画面上に表示される
fps(フレームレート)表示を一回り小さくしたり、ConfigのENABLE
SOUND設定が機能しないバグを直したり、エフェクト処理作り直したり
(2017年の終わりにやっていた)、メニュー表示改善したり・・・。
これだけやっても、エンドユーザーからすれば「その他 修正」なわけ
ですよ、えぇ(;;
ちなみに、細かい履歴は全部ココから追えます。
暇な人は見てみてください。。
https://osdn.net/users/xops-mikan/pf/OpenXOPS/scm/listCommit
こういうのが全部オープンにされているのが、オープンソースの特徴の
ひとつではあります。
そんなこんなで、OpenXOPS 1.055の紹介は以上です。
なんか壮大なことを発表しそうな雰囲気を出しつつも、前から言ってる
ことなのですが、
今後のOpenXOPSについて触れると、今後はOpenXOPS本流の活動という
よりかは、OpenXOPSを元・ベースにした派生品の研究開発に注力して
行きたいと考えています。(※考えているだけ)
OpenXOPSの正式立ち上げ&開発開始からは、丸6年が経とうとしており、
今のOpenXOPSは高い完成度の領域に入ってきていると感じています。
そりゃ、人とマップの当たり判定とか、バグや差異があったり、その他
モロモロそれっぽい実装になっている不完全な部分もあり、未完成な部分
も多々ありますが、
現状に点数を付けるなら、間違いなく90点は超えていると思っています。
100点を目指して、残り10点弱ぐらいを地道に埋めていくことも大切では
ありますが、
おそらくその残り10点弱を埋めるには、もう何年も掛かることが容易に
予想されます。下手すれば もう5年間とか。。
客観的に見ればその仕様・機能差は微々たるものであり、そんな微々たる
差を埋めていくことに注力するくらいなら、次のことに取り組んだほうが
有意義ではないかと考えている次第です。
「じゃあ、次何するの?」「えっ! OpenXOPSは開発終了!?」と
言うとそうではなくて、
まだ具体的に何するとか明確には決まってないですし、OpenXOPSの
本流についても、今後気ままにちょくちょく手を入れていくつもりです。
今後とも、OpenXOPSに対して、ご支援・ご声援よろしくお願いします!
category : ソフト・ツール開発 | comment [0] |