XOPSにおけるMIFの「追加判定」フラグについて | 2016.09.04 22:28 |
XOPSのaddonを作っている人なら知っていると思いますが、MIFには
「追加判定」という設定フラグがあります。
本家エディタの説明書にも『人とマップの当たり判定処理を少し多めに
行う』としか説明がなく、詳細が分かっていませんでした。
今回、その追加判定フラグの挙動が分かったので、ここにまとめておき、
皆さんに共有します。
【以下、長文が読むのが嫌な忙しい人のため、話の結論。】
・標準マップ「SCHOOL」のために作られたフラグ。
・addonに限らず、標準ミッションでもフラグがON・OFFされている。
・足元が浮いてる、かつ特定のブロックの高さが使われいるマップ
以外は、無意味。
・通常のaddonでは無効にするべき。
前述の通り、MIFの追加判定については公式説明が殆どなく、
XOPS一般ユーザーには殆ど知られていません。
今回、OpenXOPSへ追加判定処理を実装するため、XOPS作者の
nine-two氏へ直接連絡し、処理の内容と経緯を質問しました。
最近nine-two氏は非常に忙しい様子でしたが、こちらの質問に対して
丁寧に答えてくれました。
nine-twoさん、ありがとうございます!
「追加判定」という設定フラグがあります。
本家エディタの説明書にも『人とマップの当たり判定処理を少し多めに
行う』としか説明がなく、詳細が分かっていませんでした。
今回、その追加判定フラグの挙動が分かったので、ここにまとめておき、
皆さんに共有します。
【以下、長文が読むのが嫌な忙しい人のため、話の結論。】
・標準マップ「SCHOOL」のために作られたフラグ。
・addonに限らず、標準ミッションでもフラグがON・OFFされている。
・足元が浮いてる、かつ特定のブロックの高さが使われいるマップ
以外は、無意味。
・通常のaddonでは無効にするべき。
前述の通り、MIFの追加判定については公式説明が殆どなく、
XOPS一般ユーザーには殆ど知られていません。
今回、OpenXOPSへ追加判定処理を実装するため、XOPS作者の
nine-two氏へ直接連絡し、処理の内容と経緯を質問しました。
最近nine-two氏は非常に忙しい様子でしたが、こちらの質問に対して
丁寧に答えてくれました。
nine-twoさん、ありがとうございます!
上記の結論で既に書きましたが、標準マップ「SCHOOL」のための
フラグのようです。
XOPS(初版)を開発するにあたり、マップSCHOOLの机の高さが
通常の当たり判定(追加判定無効)では引っ掛かる問題が発生し、
問題の対策として、SCHOOLの机の高さに合わせた追加判定機能
が実装されたそうです。
追加判定フラグは、addonだけでなく標準ミッションにも使われて
います。
58個の標準ミッションのうち、SCHOOLでの3個のみ追加判定が
働き、それ以外のミッション(マップ)では追加判定は無効になって
いるようです。
当たり判定を「追加判定」という形でオプション化したことについて、
nine-two氏は『他のマップだと無意味なので、処理の軽量化のため
一部マップ(SCHOOL)でのみ追加で判定するようにした』っとの
趣旨の回答を頂きました。
極端な言い方をすれば、追加判定は標準マップSCHOOLのため
だけに存在するといっても過言でないと思います。
addonを作る際、標準マップSCHOOLのような絶妙な(特定の)
高さの机・壁・手すりを使わない限り、追加判定フラグは無効で
良いと思います。
ちなみに、XOPSでは足元でも同様の当たり判定処理を行って
いるので、机の高さに関わらず、足元までブロックがあれば
正しく当たり判定が計算されます。
(SCHOOLの机は、足元が浮いてますよね?)
今回nine-two氏から教えて頂いたことを踏まえて、テストaddon
を作りました。
興味のある方は、ご自身でプレイしてお試しください。
http://up.xops.biz/ ofi5342.zip
今後、OpenXOPSも追加判定に対応させる予定です。
別件ですが、nine-two氏と連絡が取れたときに、Windows10にて
フルスクリーンができない問題も報告しました。
category : XOPS ・ ゲーム について | comment [0] |