VC++2010のインストールが止まる件 (解決) | 2015.01.26 22:38 |
OpenXOPSのコンパイルを検証するべく、手元の余っているPCに
Microsoft Visual C++ 2010 Express Edition(以下:VC++2010)を
インストールしようとしたものの、インストーラーが途中で進まなくなる
現象に遭遇しました。
結論から言うと、Windows Updateを修復することで直ったのですが、
現象の発生から原因特定、その解決方法まで 一部始終を記録して
おきます。
PC自体は、知人から壊れた状態のまま安く買い取り、自分で直した
ものです。これといった用途は無く、日頃は寝ています。
OSはWindows 7 Professional SP1の32bitです。
VC++2010のインストールには、オフライン・DVD版のインストール
を使用しました。わざわざDVDを作るのが面倒だったので、入手した
isoファイルをVirtual CloneDriveで読み込ませています。
・・・・想像以上に良いソフトだった。
VC++を選択しインストールを始めると、最初は快調なものの途中で
止まります。
(クリックで拡大)
ステータスバーのアニメーションは動いており、インストーラーがフリ
ーズしているわけではないのですが、数時間放置しても同じ場所から
全く動きません。
Microsoft Visual C++ 2010 Express Edition(以下:VC++2010)を
インストールしようとしたものの、インストーラーが途中で進まなくなる
現象に遭遇しました。
結論から言うと、Windows Updateを修復することで直ったのですが、
現象の発生から原因特定、その解決方法まで 一部始終を記録して
おきます。
PC自体は、知人から壊れた状態のまま安く買い取り、自分で直した
ものです。これといった用途は無く、日頃は寝ています。
OSはWindows 7 Professional SP1の32bitです。
VC++2010のインストールには、オフライン・DVD版のインストール
を使用しました。わざわざDVDを作るのが面倒だったので、入手した
isoファイルをVirtual CloneDriveで読み込ませています。
・・・・想像以上に良いソフトだった。
VC++を選択しインストールを始めると、最初は快調なものの途中で
止まります。
(クリックで拡大)
ステータスバーのアニメーションは動いており、インストーラーがフリ
ーズしているわけではないのですが、数時間放置しても同じ場所から
全く動きません。
インストールの過程で何が原因になっているのか、Windows標準の
リソースモニターでインストーラーの動作を調べてみました。
一見インストーラーが完全に止まっているように見えますが、数分ごと
にTempフォルダ内の『dd_install_vc_xcor_100.txt』にアクセスして
いるようです。
『dd_install_vc_xcor_100.txt』は、インストーラーのログファイルでし
た。 問題解決の重要なヒントになると思い、入念に見てみると・・・。
[01/25/15,20:00:00] Setup.exe: CSetupManager::AutomaticUpdatePause() failed.※一部編集
[01/25/15,20:00:00] Setup.exe: GetGlobalCustomProperty - Property: {XXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXX} - PropertyName: Quiet Mode Setup - Value:
[01/25/15,20:00:00] ExpressUI: ISetupManager::GetGlobalCustomProperty() failed to find global prop in CProgressPage::RunningComponent()
[01/25/15,20:00:00] ExpressUI: {YYYYYYYY-YYYY-YYYY-YYYY-YYYYYYYYYYYY}
[01/25/15,20:00:00] Setup.exe: GetComponents()
[01/25/15,20:00:00] Setup.exe: get_Components()
[01/25/15,20:00:00] Setup.exe: CSetupManager::AutomaticUpdatePause() Pausing Automatic Updates...
ログの最後の方、この記録の繰り返しが約5分ごとに入っていました。
AutomaticUpdatePause()が何とか・・・良く分かりませんが、名前から
してOSの自動更新(Windows Update)が悪さをしているのではない
かと目星を付けました。
PC自体は知り合いから手に入れたばかりで、Windows Updateを一回
も実行していませんでした。
(そもそも恐ろしくてネットに一回も接続していません。)
Windows Updateの設定を確認しようと、Windows Updateを開こうと
したのですが・・・・・ 起動しない?
Windows Updateの画面が開かないどころか、開こうとするとPC自体
が極端に重くなって実質フリーズします。
インストーラーは動いたままですが、泣く泣く強制終了して再起動。
改めてインストールを開始せずにWindows Updateの設定画面を開こ
うとしてもダメで、またフリーズ。
どうやらWindows Updateが壊れているようです。
Windows Updateを直すには、OSを再インストールすれば一発で解決
するのは分かっていますが、そんな面倒なことはしたくありません。
色々調べた結果、Microsoft公式手段でWindows Updateを修復する
方法があるようです。
・Windows 更新エージェントを最新バージョンに更新する方法
このページにある「Windows Update エージェント」という物をダウン
ロードしてインストールすると、Windows Updateが修復されるようです。
Windows Update エージェントをインストール後、PCを再起動すると
無事にWindows Updateの設定画面が開くようになりました。
同時に、本題のVC++2010も何事もなくインストールできました。
VC++2010インストーラーのログファイルを見つけ、Windows Update
に問題があると気が付けたのが解決の糸口になりました。
っていうより、Windows Updateが壊れているとVC++2010のインストール
が進まないなんて、聞いたこともなかったです。
これはこれで、良い勉強になりました。
category : PC ・ ネット について | comment [1] |