ネット上での共同作業のポイント | 2014.08.10 17:49 |
決して具体的な作品名を挙げるわけにはいかないのだが、所々不自然な点
があるものの 勝手に ノンフィクション(実話)だと思い込んでいたの
に、観賞し終わった後にネットで調べてみると、フィクション(作り話)
だと気が付いた時の残念な感じは半端じゃない。
OpenXOPSの件は、ここ最近は直接的な開発というより、言わばPV用の
動画を作っている。 出す先を言えば「ニコニコ動画」用・向け。
たかが動画と侮ってはいけない。 OpenXOPSは現XOPSユーザー向けで
あることは勿論のこと、ある程度外部の人にも興味を持ってもらえるよう
に作っているので、この動画の重要性は高い。
さて、いつの時代もジャンルや分野に関わらず、ネット上での共同作業っと
いうのは多々あるが、今までいくつか(共同作業の)現場に関わらせてもら
ったり、見学させてもらったりしている中で、色々ポイントが分かってきた
ので書いてみる。
があるものの 勝手に ノンフィクション(実話)だと思い込んでいたの
に、観賞し終わった後にネットで調べてみると、フィクション(作り話)
だと気が付いた時の残念な感じは半端じゃない。
OpenXOPSの件は、ここ最近は直接的な開発というより、言わばPV用の
動画を作っている。 出す先を言えば「ニコニコ動画」用・向け。
たかが動画と侮ってはいけない。 OpenXOPSは現XOPSユーザー向けで
あることは勿論のこと、ある程度外部の人にも興味を持ってもらえるよう
に作っているので、この動画の重要性は高い。
さて、いつの時代もジャンルや分野に関わらず、ネット上での共同作業っと
いうのは多々あるが、今までいくつか(共同作業の)現場に関わらせてもら
ったり、見学させてもらったりしている中で、色々ポイントが分かってきた
ので書いてみる。
1、成功例は ごく一部であることを認識・再確認する
ネット上だけの付き合いでグループを構成し、成功した・成果を出したと
される 言わば成功例も多々あるが、実際成功するのは ごく一握りだけ
である。成功例ばかり注目され目が行くが、実際は水面下で企画倒れや
途中でお釈迦になったプロジェクトは山ほどあるはずである。
まず、「それだけ難しい」ということは自覚するべき。
2、誰のための企画なのかを明確にする
極論、「メンバーたちが過程を楽しむ企画」なのか「企画による成果物で
周りを楽しませる企画」なのか。
別に正解・不正解はないし、どっちだっていいと思う。ただ、プロジェクト
の運営や考え方は真逆。
自分たちが楽しむのが主目的ならば、自己満足なオレオレ作品を作れば良い
ことになる。ただ突き詰めていくと、完全に自己満足するには一人で作る
という答えもあるため、あえて皆で集まって面倒な共同作業をする意味は
見出さないといけない。
逆に、周りを楽しませる作品を作りたいならば、身勝手なオレオレ作品を
作ってはいけない。「自分の好き嫌い」ではなく「周り(大多数)の好き
嫌い」に照準を合わせないといけない。当然自分の(直接の)好みに合わ
ない活動・作業も出てくるわけで、各個人のモチベーション維持が課題。
3、メンバーありきか、企画ありきか
前述の企画の意図にもよるが、おそらく
メンバーたちが過程を楽しむ企画 = メンバーありきの 企画後決め
成果物で周りを楽しませる企画 = 企画ありきの メンバー後決め
だと思う。
組み合わせが逆になってしまうと、活動・運営は困難を極める。察しの
通り両立は不可能 <断言
4、アクティブメンバーと非アクティブメンバーの区別を付ける
活動の過程で、アクティブメンバー(熱意を持ち活発なメンバー)と非
アクティブメンバー(通称:幽霊メンバー)の分かれてしまうのは仕方
がないことだが、両者は活動・運営上分けて扱うべきである。
非アクティブメンバーにもそれぞれ事情はあるかもしれない。 家庭の
都合だったり、学業や仕事が忙しかったり、単にやる気がないだけかも
しれない。 ただ、熱意を持って精力的に活動しているメンバーと同等
な全く同じ立場や権限を持っているのでは、そのアクティブメンバー側
のモチベーションが続かない可能性が大いにある。
具体的な方法として、まず非アクティブメンバーを追い出すという強行
手段も考えられる。ただ長い目で見たときには、組織全体の人の出入り
が激しくなり、一定数の(新米の)入流量がないと人数が激減する。
具体的な基準を設けて両者を分けた上で、権限を明確に分けてしまうの
が良いと思う。意思決定の際の多数決の配分とか。
あるいは、アクティブメンバーを適正に評価するような仕組みを考えて
導入してみるなどが考えられる。
5、期限付きで活動する
要は「スケジュールを立てる」ということを意味するが、分かりやすく
言えば「期限付きで活動する」ということでもある。
活動期限を無期限にしてしまうと「いつかやる。そのうちやる。」っで
ダラダラとした活動になりやすい。「20xx年 x月までしか活動しない!」
などと先に決めてしまいメンバー間でその意思を共有した方が、各個人
の作業にもメリハリがつく。
設定する期限は主要メンバーの都合(受験や進級など)に合わせつつ、
主要メンバーの興味が移り変わらない短期間が良い。
経験上、数ヵ月が理想的で、長くても1・2年間だと思う。
「活動期間:5年」としたところで、5年後なんてどうなっているか分か
らないし、興味が他に移っていれば熱意も冷めているだろう。
6、アイディアを捨てる勇気をもつ
「せっかく出たアイディアだから」と現実味のない空想を、企画や仕様
に盛り込んではいけない。 多少高い目標を掲げるのは結構だが、明ら
かに実現不可能な夢物語は切り捨てなければならない。
確かに判断基準は難しいが、いずれにせよ「捨てるアイディアもある」
っという認識をもつことが大切である。
7、記録を取る
公式議論や決定事項、作業の進捗状況などは必ず記録を取り、メンバー
で読めるように共有すること。
数日忙しくプロジェクトに携われなかったメンバーが帰って来た際に、
誰に聞かなくても自分で調べることができるのが理想。
進捗状況については、現在の最新情報に限らず過去にさかのぼって見
れた方が、どの工程がどれくらいの速度で進んでいるか良く分かり、
今後の予定も立てやすくなる。
こんな落書きを読んで参考になるか分かりませんがね (^^;
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