前回の記事投稿から丸1日ですが、忘れないうちに記録しておきます。

メインPCが即死しました　（え
電源は入るのですが、OSが起動しません。
焦りつつ泣きそうになりながらも無事修復できたので、経緯や対応を
ここに書いておこうと思います。
なお、ここに来られている方の中には心配な方もいるかもしれませんが、
XOPS関係のファイルは全て無事です。


ほぼ毎日使っている（本件とは無関係な別の）HDDが8年前の古い製品で、
いつ壊れてもおかしくなかったため、殆ど使わずに置いてあった4年前の
HDDに入れ替えていました。某HDDフォーマットツール（Windows標準
のものでない）でフォーマットを実行しつつ、別途バイナリエディタで
HDDをダンプしたファイルを眺めて遊んでいました。

すると、バイナリエディタがフリーズし、explorer.exeが落ちて下の
タスクバーが消滅し、そのままブルースクリーンになりました。
（ここまで数秒間）
大抵ブルースクリーンは再起動すれば何とかなる（？）ので、「あー
落ちちゃったなー」くらいにしか考えていませんでした。
ところが、PCの電源を入れ直すと『Operating System not found』
と出てきてOSが起動しないではないですか。　「！？」

OSが入ったHDDを外付けHDDケースに入れて、他のPCに接続してみる
と、パーテーションが壊れたらしくディスクの初期化を要求される状態
でした。異音などはしないため、物理（ハードウェア）的には問題ない
ようです。
HDDの中身（ファイル）にすらアクセスできないので、データを吸い
出して復旧させる手段がありません。
『壊れたHDDはヘタに触らない！』は鉄則ですが、メインPCのHDDと
なるとこのままにしておくわけにはいきません。復旧を試みて、駄目
なら　フォーマット＞OSの再インストール　で、PCを使える状態にする
必要があります。専門業者に出すことも考えましたが、直るかもいくら
取られるか（料金）も分からないため、自分でやってみることにしま
した。

自分でやるにしても、やはりヘタに手出しはできません。余計なことを
すると、直せるものも直せなくなります。
ネットとHDD自体を調べつつ検討を重ねた結果、「TestDisk」を試す
ことにしました。
　・「TestDisk」の使い方 - パソコントラブルと自己解決
基本的には上記の情報通りです。他のWindows PCに繋いでいたため、
Windows版を使いました。自分の場合は「Quick Search」で済みました。
（上記サイト管理人のruurooさん。本当にありがとうございます。）

無事パーテーションが元に戻り、ようやく（他のPCから）HDDの中身に
アクセスできるようになりました。
「うおぉぉー！　直った～！」　＜まだ早い
早速メインPC側にHDDを戻し、電源を入れてみたのですが・・・。
『BOOTMGR is missing』　「え？」
OS起動に使うブート周りが壊れているようです。言われてみれば、OS
本体が入ったパーテーションは復活しましたが、先頭にある100MBほど
のシステムパーテーション（？）は戻ってきませんでした。
多分、TestDiskを試す前に根から壊してしまったのだと思います。

一瞬焦ったのですが、冷静にOSのスタートアップ修復を試しました。
Windows7のDVDを読み込ませ、修復プログラムを実行させます。
何度か修復と再起動を繰り返したのち、無事OSが起動するようになり
ました！

めでたし、めでたし。


まさかブルースクリーンで、OSが入ったHDDのパーテーションが飛んで、
即死するとは思っていませんでした。
このようにブログに書くと、いかにも簡単に直った印象ですが、実際には
半日近く潰れました。時間もそうですが「直らなかったらどうしよう」っと
いう感じで精神的にも結構来ますね。。　なんせメインPCですから。
本当に大切なデータ（プログラムのソースコードとか）は入っていなかった
のですが、無くなるとちょっと困るデータもあったので、直って良かった
です。ちゃんとバックアップは取らなきゃ駄目ですね。