長らく放置してすいません。近状報告は後日やります。
果たして自身の恒例行事になるのでしょうか。
昨年に引き続き、今年も今月21日・22日に幕張メッセで一般公開された「東京ゲームショウ
(TGS)2013」に友人と行ってきました。
開演直後は混むと予想し遅めに行ったため、入場時にそこまで待たずに済みました。
昨年の記事 ・
東京ゲームショウ2012 に行ってきました (昨年と同様建物入口にて撮影。人に流され殆ど立ち止まれなかった。クリックで拡大)
会場の巡り方は、去年と全く同じです。
ゲームメーカーがブースを構える‘一般展示’ではなく、あえて‘ゲームスクールコーナー’
を散策しました。
全ての展示作品を見るのは無理ですが、ほぼ全てのブース(各学校)は見て回ったつもり
です。
開発に携わった学生が自ら説明員をやっている場合が多いのが、個人的に魅力です。
使用した開発環境やゲームという作品を作り上げる上で苦労した点を、直接開発者
本人から聞けるのは、企業による一般展示では体験できません。
去年も一度見に行ったため目新しさや感動はなかったですが、やっぱり凄いですね。
ゲーム自体のプログラミング技術の他に、グラフィックはもちろんゲームとしての全体の
完成度みたいものが高いです。3Dゲームを例にとっても、メインである3Dグラフィック以外
にも、ゲーム性(ゲーム自体の面白さ)や画面のデザイン(プレイヤーへの画面表示)も
追究しているところが、流石だと思いました。
あと展示スペース(ブース)の作り方も、学校によって力の入れ方が違うようです。
全体的に見ると、去年と異なり2Dゲームが増えた感じでした。ごく一部の学校を除いて、
殆ど2Dゲームを出展していた学校も珍しくありません。
プラットフォームは、圧倒的にWindowsPCが多く、言語はC/C++、描画もDirectXの
バージョン9.0が圧倒的に人気でした。
自分の記事を読む限り去年はXNA(言語・C#)も目立ったようですが、今年はXNAを
使ったところは殆ど見られませんでした。開発終了が発表されたことが大きいんですかね。
ゲーム業界はスマートフォン市場も軽視はできない状況のはずですが、スマートフォン
やタブレット端末で動作するゲームを作って来た学校はごく僅かでした。「開発環境と実行
環境が異なる」という点や、開発環境の問題で「使用言語が制限されやすい」点などから、
教育が難しいのでしょうか。
全くの関係ないですが、興味本位で入学直後に行う低学年の授業カリキュラム(特に
プログラミング系の専門科目)の内容も聞いてみたりしました。
今年も、ゲーム開発を先行している学生のパワーに飲み込まれてしまいました。
なかなか面白かったです。また機会があれば来年も行きたいと思います。